【ストキャスティクスとは】
買われすぎ・売られすぎを示す指標。%K・%Dを使用するストキャスティクスをファストストキャスティクスと言います。当ストキャスティクスの使い方講座ではファストストキャスティクスを用いた解説となっております。
推奨設定値 %K(9)%D(3)
下の画像の右端の数値は【買われすぎ・売られすぎ】を判断する為の指標とします。
20%(20.00)以下を【売られすぎ】、80%(80.00)以上を【買われすぎ】とします。
水色の線が%K、橙色の線が%Dです。
【%K、%Dとは?】
ここでは詳しい計算式は割愛します。%Kはレートの動きに敏感に反応する線。%Dはレートの動きに少し遅れて反応する線。この様にお考え下さい。
【ブレイクアウトで順張り】
①買いのサイン
下降トレンド発生中にローソク足は安値を更新しているのにストキャスティクスは安値を更新出来ずにいる状態が続いた後にレジスタンスラインをブレイクして%Kが急速に上昇し、それに続く形で%Dも上昇するが%Dと%Kの乖離が大きい時に買い。別の言い方をすると、ダイバージェンス発生後にそれまでのトレンドと逆方向にブレイクアウトが起きた時に%Kが急騰し、%Dと%Kの乖離が大きい場合は買いとなります。目安は%Dの位置が%Kより25%以上低い時。ダイバージェンスとはここではローソク足の動きとストキャスティクスの動きが逆になっている状態の事だとお考え下さい。
下の画像ではローソク足には右肩下がりの線が引けます。ストキャスティクスには右肩上がりの線が引けます。つまりダイバージェンスが発生しています。レジスタンスラインをブレイクした所で%Dと%Kの大きな乖離が確認出来ます。乖離しているポイントを太線にして表示しております。
①売りのサイン
上昇トレンド発生中にローソク足は高値を更新しているのにストキャスティクスは高値を更新出来ずにいる状態が続いた後にサポートラインをブレイクして%Kが急速に下落し、それに続く形で%Dも下落するが%Dと%Kの乖離が大きい時に売り。別の言い方をすると、ダイバージェンス発生後にそれまでのトレンドと逆方向にブレイクアウトが起きた時に%Kが急落し、%Dと%Kの乖離が大きい時は売りとなります。目安は%Dの位置が%Kより25%以上高い時。
下の画像ではローソク足には右肩上がりの線が引けます。ストキャスティクスには右肩下がりの線が引けます。つまりダイバージェンスが発生しています。サポートラインをブレイクした所で%Dと%Kの大きな乖離が確認出来ます。乖離しているポイントを太線にして表示しております。
#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。