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FXトレードの実力を向上させる為に把握しておくべき事

「FXトレードの実力を向上させたいが何から始めていいか分からない。具体的にどの様にすれば良いか分からない。」その様な悩みはありませんか。今回の記事ではFXトレードの実力を向上させる為に把握しておくべき事をお伝えします。

 

 

 

【FX業者の選び方】

結論から言うとヒロセ通商とJFXがお勧めです。この2社は以下で解説する項目の条件を全て満たしている上、キャンペーンが非常に充実しております。毎月欠かさず実施しているキャッシュバックキャンペーンの恩恵を受ければ実質のスプレッドは原則固定スプレッドより狭いです。

ヒロセ通商の詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

お勧めのFX業者その1 ヒロセ通商 - テツリュウトレーディング

JFXの詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

お勧めのFX業者その2 JFX - テツリュウトレーディング

FX業者によって何を得意としているのかは異なります。自分のトレードスタイルによって使い分けると良いですが、以下の点はどのトレードスタイルであっても必ず把握しておきましょう。

【スプレッド】

多くのFX業者が取引手数料を無料としております(スプレッドを除く)。その為、スプレッドが実質の取引手数料となります。原則固定のスプレッドとその適用時間を把握しておきましょう。適用時間は午前8時~翌日の午前2時(東京時間開始からロンドン時間終了)まで、若しくはもっと長い業者がお勧めです。原則固定のスプレッドは以下の数値を目安とするのがお勧めです。

通貨ペア別原則固定スプレッド目安

【約定力】

いくら原則固定のスプレッドが狭くても狙い通りに約定せずスリッページが酷いのであればスプレッドが広いも同然です。約定拒否が多発するのは論外です。公式サイトではっきりと約定力の高さをアピール出来ているFX業者を選びましょう。

【自分の使いたいテクニカル指標が表示出来るか】

多くのFX業者はメジャーなテクニカル指標ならば一通り使用出来る事が多いですが、マイナーなテクニカル指標を使いたい方もおられるでしょう。「大手のFX業者だから多分あるだろう」と思って適当にFX業者を選んでしまい、いざ実戦となった時に「あれ?無い!」となってしまわない様に気を付けましょう。

【テクニカル指標のパラメーター・色合い・線の太さなどを自分好みにカスタマイズ出来るか】

表示されている線が細くて見づらい、背景の色に近い色で見づらい。その様な場合もあるでしょう。一見あまり重要でない様に思えるかもしれませんが、見落としや見間違いによる判断ミスを避ける為に自分好みにカスタマイズ出来れば良いに越した事はありません。長時間トレードを継続する場合など疲労が溜まっている場合は特にそうですね。視力に不安がある方の場合ですと重要度は上がるでしょう。

テクニカル指標のパラメーターの設定幅の自由度も高い方が良いですね。特に気を付けたいのがボリンジャーバンドです。一般的には基準線と±1~±3までのシグマ線を表示出来るFX業者が多いですが、逆に言えばその他の数値を設定出来ないFX業者も存在します。

【同時に表示出来るテクニカル指標はいくつか】

あなたが3つのテクニカル指標を表示して分析する手法を用いてトレードなさるのであれば当然同時に表示出来るテクニカル指標が3つ未満のFX業者でのトレードは避けるべきです。ここでも気を付けたいのがボリンジャーバンドです。シグマ線2本(設定した数値のプラスシグマとマイナスシグマ1本ずつ)で1つのテクニカル指標とカウントされてしまうFX業者もあります。その為、使用するテクニカル指標がボリンジャーバンドのみの方でもFX業者によっては満足にテクニカル指標を表示出来ない場合があります。

【自分の使いたい注文方法で発注出来るか】

最低でも【指値注文】【逆指値注文】【IFD注文】【IFO注文】【OCO注文】【クイック注文】が出来ていつでも注文内容を変更出来るFX業者を選びましょう。【ドテン注文】【トレール注文】【時間指定注文】が出来れば尚良しです。ヒロセ通商などの一部のFX業者では他にも注文方法が豊富に存在します。

【レートの更新はリアルタイム更新であるか】

レートの更新がリアルタイム更新でない場合は実質的にスリッページが酷くなるも同然です。例えば画面上に表示されているレートが135.664であったとします。あなたはこの時、許容スリッページを0.4銭に設定して買い注文を発注しました。しかし約定したレートは135.672でした。0.8銭のスリッページです。何故許容スリッページは0.4銭なのに0.8銭滑ったのでしょうか。それはレートの更新がリアルタイム更新でないからです。画面上に表示されているレートが135.664であっても、実際のレートが135.668以上だとしたら135.672は許容スリッページの範囲内です。レートの更新に1秒掛かるFX業者だとしたら1秒間の間にレートが135.668以上になっていたという事です。

【他の注文方法での注文時と遜色無いチャートを見ながらクイック注文が出来るか】

クイック注文時に簡易的なチャートしか表示出来ないFX業者も存在します。これではクイック注文を多用する方、特にスキャルピングメインで取引される方にとって大きな痛手です。為替レートは全FX業者共通ではなくFX業者毎に微妙に異なります。その為、他のFX業者のチャートを見ながら取引すると思惑通りのレートで約定させれない事があります。見る画面を変えてからの注文となると注文が遅れがちになったり押し間違いが増える要因にもなり兼ねません。やはり常に見易いチャートを見たい時に表示出来るFX業者を選ぶ方べきです。

【スキャルピングを公認しているか】

一般的に日本のFX業者はスキャルピングで取引されるのを嫌う傾向があります。その理由の1つがサーバーに負担が掛かるからです。カバー取引が間に合わないからという理由もあります。その為、スキャルピングを禁止しているFX業者も存在します。逆に言えばスキャルピングを大々的に公認しているFX業者はサーバーが強靭であり、カバー取引の処理能力も高いと考えられます。つまり唐突にサーバーがダウンして取引不能となったり、約定拒否が多発するといった事態が発生するリスクが低いという事です。スキャルピングをメインにトレードされる方は勿論の事ですが、スキャルピングをあまりやらない方であってもスキャルピング公認のFX業者を選ぶ方が無難であると言えます。

カバー取引とは、FX業者がその業者を利用しているトレーダーから受けた注文と同じ通貨ペア・同じ方向(買い、又は売り)での注文をカバー先金融機関に発注する取引の事です。これを行う事で注文を受けたFX業者は発注レートの差で儲ける事が出来ます。例えばFX業者がトレーダーから165.5円でポンド円を1万通貨買いたいと注文を受けたとします。FX業者は165.496円でカバー先金融機関からポンド円を1万通貨買えたとします。この165.496円のポンド円をトレーダーに165.5円で売れば165.5円-165.496円=0.004円(0.4銭)となり、FX業者は0.4銭×1万で40円の利益を得る事が出来ます。カバー取引の処理能力が低いFX業者ですと上記の様に自社が利益を出す取引を成立させるのが困難である為、約定を拒否したりトレーダーが損をする方向へスリッページを発生させるという訳です。カバー先金融機関の数が多いFX業者程カバー取引の処理能力が高い傾向があります。

【違法性の有無】

日本でFXトレードを行うFX業者は必ず金融商品取引法の登録が必要です。無登録でFX取引業を行うのは違法です。違法業者を利用するとトラブルが発生し易く、トラブルの解決は極めて困難です。当サイトでお勧めしているFX業者は全て金融商品取引法の登録を受けている正当なFX業者です。

 

 

【ファンダメンタルズの見るべきポイント】

為替レートに影響を及ぼすファンダメンタルズ要因は多岐にわたりますが、全てを詳細に把握するのは極めて困難であり、それに時間と労力を使い過ぎるのはお勧め出来ません。この記事では特に注目すべき点に厳選して解説します。

【経済指標と金融政策】

その国の経済状況の良し悪しを知る事がファンダメンタルズ分析の第一歩です。主にGDP・失業率・雇用統計の推移を確認して改善傾向にあるのか、悪化傾向にあるのかを見極めます。普段から経済指標をこまめにチェックしておられる方であれば把握出来ている事でしょう。細かい数値を正確に暗記しなくても、大まかに把握しておくだけでも価値があります。

次に、インフレがどの程度進行しているかを確認します。主に消費者物価指数を確認します。極端に高い数値でなければ現在の数値が高いかどうかよりも前回の数値や専門家の予想値と比較してどの程度差があるかを重視します。差が大きい程、為替レートの変動幅が大きくなる傾向があります。ここで注意すべき点は単に数値が大きければ良い、若しくは数値が低ければ良いという訳ではありません。前回数値や予想数値を上回る結果が出た場合、その国の経済状況が良ければ利上げに向かうと判断されてその国の通貨が買われる傾向にありますが、経済状況が悪ければ景気後退懸念により売られる事があります。

消費者物価指数が上昇した際にその国の通貨が買われるか売られるかを見極める上で重要なのはその国が利上げ出来る余地がどの程度あるかです。主に失業率の推移と国債発行額を見て確認します。失業率が高いと借金をする人が増加する傾向があります。国債発行額が大きいとその分政府は債権者に対して払う利子の金額が増加します。利上げはインフレを低下させる手段として有効な政策ですが利上げにはデメリットがあります。それはお金を借りた場合に高い利子を払わなければならないという事です。景気が悪いと借金をしている企業・個人の数やその金額が増加する傾向にあります。政府が多額の借金をしているケースもあります。その様な状況で利上げをするとインフレを低下させる効果よりも高い利子の支払いに苦しむ人達が増加し、購買力の低下による経済の停滞、税収の低下などによる国力の弱体化という悪影響の方が大きくなってしまいます。するとその国全体の信用が低下してその国の通貨は売られてしまいます。自国通貨の価値が下落すると輸入コストの増加により物価は高騰します。日本などの輸入依存度が大きい国程この影響は大きくなります。すると更なる景気後退を招き、それがその国の通貨が更に売られる要因となります。この様に負のスパイラルに陥ります。利上げは物価上昇を抑える為に行われるものであり、基本的に利上げされるとその国の通貨が買われる、利下げされると売られる傾向にあります。しかし上記でご説明した様に景気が悪い時に利上げを行うと逆効果となります。日銀が利上げ出来ずにいる状態が長く続いている要因もこれです。日銀は国債保有額が非常に高額です。故に長期的な円安が続いているのです。

インフレと利上げの観点から考慮した通貨の売買方針に関しましては以下の様にお考えになると良いでしょう。

パターンA

景気が良い。インフレが進行している。中央銀行が利上げに積極的。➡ 強気買い

パターンB

景気が良い。インフレが進行している。中央銀行が利上げに慎重。➡ 様子見

パターンC

景気が良い。インフレが進行していない。金利変更の必要無し。➡ 押し目買い

パターンD

景気が悪い。インフレが進行していない。金利変更の必要無し。➡ 戻り売り

パターンE

景気が悪い。インフレが進行している。中央銀行が利上げに積極的。➡ 様子見

パターンF

景気が悪い。インフレが進行している。中央銀行が利上げに慎重。➡ 弱気売り

【地政学リスクと貿易】

FXに於ける地政学リスクの注目すべきポイントは、大きく分けて2つあります。

1つ目は、自分がFX取引を行っている通貨を発行している国と貿易が盛んな国との関係が良好であるかどうかです。例えば、ユーロ圏の国々はエネルギー資源の多くを輸入に依存しています。ユーロ圏の中で強い影響力を持つ国であるドイツが大量の天然ガスをロシアから輸入しているのは有名です。ではドイツがロシア以外からの天然ガスの輸入先を確保出来ていない状態で、ドイツとロシアの関係が険悪になってロシアがドイツへの天然ガスの輸出を停止すると発表したとするとどうなるでしょうか。ドイツは天然ガスを充分に確保出来ずに困り果ててしまい、ドイツ経済の悪化は必至。ユーロが売られる要因となります。特に何の前触れも無く突然の発表となるとFX参加者へのインパクトは非常に大きく、ユーロは暴落する事でしょう。問題が一過性のものなのか長期化するであろう事なのかを見極める事も重要です。例えば、政府関係者の一部の意見の食い違い程度のものなのか、それとも軍隊を率いて実際に侵攻を開始したなどの明白な行動に出たかどうかといった、事の規模の大きさに注目すると長期化するかどうかが判断し易いでしょう。

2つ目は、自分がFX取引を行っている通貨を発行している国の国内で起きている自然災害や紛争です。大規模な自然災害や紛争によるインフラの破壊によって物流の停止や政治的混乱が起きると、その国の経済が行き先不透明となり、その国の通貨がリスクが高い危険資産と見なされて不安売りされる事で下落するという動きとなります。

まとめると、以下の要素に注目してファンダメンタルズ分析を行う事をお勧めします。

①GDP・失業率・雇用統計の推移から景気の良し悪しを判断

②消費者物価指数からインフレの進行度合いを確認

③利上げを実施出来る経済状態であるか。実際に利上げ(又は利下げ)が行われたか。

④地政学リスクが発生しているかどうか

一般的にファンダメンタルズ分析は短期投資よりも中長期投資で有効であるとされていますが、短期投資の場合でも中長期投資と同じ方向でエントリーすれば無駄な損切りを避け易くなります。

【取引手法はシンプルにする】

FX初心者の方は以下の様にお考えではないでしょうか。

「勝てるトレーダーは部屋中に沢山のモニターが設置されており、そのモニターには無数のテクニカル指標が表示されており、それらを見事に使いこなして複雑な分析をしている。」

実際は違います。寧ろ勝てるようになったトレーダーは一様にこう言います。

「多数のモニターや大量のテクニカル指標を見るのをやめた。」

人の脳は同時に沢山の事を実行するのが苦手です。管理するものが多ければ多い程、脳にかかる負担が大きくなります。人のあらゆる能力は使うと疲弊し、疲弊した状態では疲弊していない時より発揮出来る力は低下します。疲弊していればいる程大きく低下します。分かり易い例を挙げると筋肉がそうですね。自分が筋力トレーニングをしている時を想像すれば連続して大きな負荷を掛け続けるとどうなるかお分かり頂けるでしょう。脳も例外ではありません。大きな負荷を掛け続けるとどんどん弱り、思考力が低下します。気合さえあれば際限なく最高のパフォーマンスを発揮出来るという訳ではありません。どんなに強い精神力と知力を持った人でもパフォーマンスの低下は必ずおきます。それに見るものが多いと少ない場合よりも判断が遅れます。特に非常に短い時間で判断しなければならないスキャルピングの場合は僅かな判断の遅れが結果に大きな悪影響を及ぼす事が珍しくありません。その為、分析材料を少なく絞り、シンプルな考えで素早く決断すべきなのです。見る画面は一つ、テクニカル指標は多くても3つで充分です。多ければ多い程良いのではなく、寧ろ少ない数で正確な判断が出来るのであれば少ない方が良いのです。

【テクニカル指標の考え方】

テクニカル指標はいずれも過去の値動きを表示しているものです。表示の仕方が違うだけで実は表示している内容は同じです。例えるならば竜を竜(日本語)と書くか、ドラゴン(英語 dragon)と書くか、ドラッヘ(ドイツ語 drache)と書くかの違いであり、書き方・見た目の違いはあれど意味は同じです。その為「テクニカル指標はこれでなくてはならない。この組み合わせが最強。絶対にこうするべき。」といったものはありません。自分が分かり易いものを使えば良いのです。私はボリンジャーバンドとストキャスティクスを使用しています。使い方の具体例は以下の記事をご覧ください。

ボリンジャーバンド カテゴリーの記事一覧 - テツリュウトレーディング

ストキャスティクス カテゴリーの記事一覧 - テツリュウトレーディング

どの様なテクニカル指標を使う場合でも基本は以下の方法でテクニカル分析を行うのがお勧めです。

「上位足のトレンドの方向を確認。エントリーの方向は上位足のトレンドに逆らわず順張りで行う。そろそろ上がるだろうでの買い、そろそろ下がるだろうでの売りは行わずに買うのであれば上がっている最中に買う。売るのであれば下がっている最中に売る。」

【取引通貨ペアを流動性が高い通貨ペアに限定する】

取引通貨ペアは流動性が高いメジャーな通貨ペアを選ぶべきです。具体的にはドル円・ユーロ円・ポンド円・ユーロドル・ポンドドルがお勧めです。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

FXは取引通貨ペアを流動性が高い通貨ペアに限定すべき - テツリュウトレーディング

【マルチタスクを避ける】

人間の脳は複数の事を同時に実行するのが苦手です。FXは非常に過酷な戦いの世界と言って過言ではありません。FXトレードをする上で多くのものを見過ぎている状態は言うなれば無駄に脳を疲弊させつつ、よそ見しながら強敵と戦っている様なものです。その様な状態では力を発揮すべき時に疲れて力が出ない、本当に見るべきものを見逃すという事態に陥りがちです。テレビを見ながらFXトレードを行ったりと言った所謂【ながら作業】にならない様にFXトレードを行う際は他の事は遮断しましょう。

【含み損を塩漬けにしない】

待てばいずれは建値に戻るという思惑で損切りせずに含み損にひたすら耐えるという方は珍しくありません。実際、戻らないより戻る事の方が圧倒的に多いです。ですが戻るまでに非常に長い時間が掛かる場合があります。例えばドル円は2002年2月の時点で1ドル135円であった時があります。その後、再び135円まで戻ったのは2022年6月です。戻るまでの間に1ドル75円台まで下落した時もありました。もし2002年2月の天井値でドル円の買いポジションを持ってしまい、損切りせずに建値に戻るまで待つ事を選んだとなると20年4か月も建値に戻るまで耐えねばならず、その間約60円もの大暴落を経験する事になります。どの程度ポジション数量を入れたかにもよりますが、60円も含み損が増える方向へ建値から乖離したとなると強制ロスカットを避ける為には膨大な金額の証拠金が必要になります。これでは非常に長期間の間投資資金が拘束されてしまって次の投資が行えないという状態に陥ります。含み損に耐えている間に絶好のチャンスが到来したとしてもみすみすチャンスを逃す事になります。つまり単に大損を避ける為だけでなく、機会損失を避ける為に潔い損切りが必要であるという事です。

【安定して勝てるまではポジションの追加はしない】

ポジションの追加をありにしてしまうとエントリータイミングに問題があっても難平で凌げてしまう事があります。FXは株式等の他の投資対象と比較するとレンジ相場になり易い傾向があります。特に主要通貨同士の通貨ペアの場合はレートが一方向に延々と動いて行く事は非常に稀であり、待てば短期間で建値まで戻る事が多いのです。待っている間に難平して建値を現在のレートに近づける様にすれば利食いで終わらせる事が出来る確率が飛躍的に高まります。その為、本当は不適切なタイミングでエントリーしているのにその事に気付けず、自分の取引手法の問題点を改善出来ないという状態に陥ります。難平だけでなく利乗せに関しても、大量にポジションを入れる事で高額の確定損失を強引に取り戻そうとする癖がついてしまう事になり兼ねません。FXには確実に勝てる方法はありませんので、難平・利乗せどちらの場合であっても大量にポジションを入れると素早い損切りが出来ないのであればいずれは失敗して一撃で重症を負う時が来ます。特に負けている時だけ負け分を取り戻すためのポジションの追加を行うと「利益は小さく限定的。それに対して損失は指数関数的に増加する。」という悪夢の様な結果になるハイリスクを抱える事になり大変危険です。

【決済はOCO注文を使う】

人は心理的に利食いは早くなりがち、損切りは遅くなりがちです。上手く感情を制御出来る様になるまでは根拠不十分で感情に任せた不適切なタイミングでの決済を避ける為にOCO注文を設定して自動で決済されるのを待つ事をお勧めです。特に含み益を合理的に伸ばす為に待つべきポイントまで待つ事が重要であり、どうしても途中で決済したいのであれば小さな含み益の時に決済するのではなく小さな含み損の時に決済しましょう。

 

 

 #この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。