テツリュウトレーディング

FX・CFDで勝つ為に必要なものはここにあり!

FXは取引通貨ペアを流動性が高い通貨ペアに限定すべき

FXトレードは流動性が高いメジャーな通貨ペアを選ぶべきです。具体的にはドル円・ユーロ円・ポンド円・ユーロドル・ポンドドルがお勧めです。慣れるまではドル円とユーロドルの2つだけ、若しくはどちらか1つだけでも構いません。今回の記事では何故取引通貨ペアを流動性が高い通貨ペアに限定するべきなのかをお伝えします。

 

 

【情報収集が比較的容易】

日本に住んでいれば日本の金融政策といった円に関係するニュースや日本の同盟国であり基軸通貨のドルを発行している国であるアメリカのニュースは比較的容易に見聞きする事が出来ます。日本・アメリカ・イギリス・ユーロ圏は経済指標の発表頻度が多く、その結果やその結果を受けての投資家の反応も証券会社から情報を得る事が出来ます。

【テクニカル分析が機能し易い】

流動性が低い通貨ペアですと、直接取引されずに他の通貨ペアの値動きに引っ張られる形で動く事が多いです。例えばトルコリラ円が上昇した場合ですと、ドル円の買いによる円安やドルトルコリラの売りによるトルコリラ高で動く事が多く、基本的にトルコリラ円が直接買われる事はありません。直接取引されないという事はその通貨ペアのチャートを見て取引されている訳ではないので一般的に有効であるとされているチャートパターンを手掛かりに良いタイミングでエントリー出来たとしても、あらぬ方向へレートが動いてしまう事が珍しくありません。その点、流動性が高いメジャーな通貨ペアですとチャートを見た上での直接取引が行われてセオリー通りの素直な動きになる可能性が高いのです。特に世界3大通貨同士のドルストレート(ドルを含む通貨ペア)であるドル円とユーロドルがテクニカル分析が非常に機能し易い通貨ペアです。

【値動きの頻度が多く、取引チャンスが多い】

流動性が低いと為替取引が活発に行われる時間帯であってもレートが殆ど動かない事が珍しくありません。「良いタイミングでエントリー出来た筈だが中々レートが動いてくれずスプレッド分の損失を取り戻すのすらやたら時間が掛かる。」という事態に陥りがちです。最終的には利食い出来たとしても散々待たされた割には小さな利食い幅でしかないという事が多いでしょう。その点、流動性が高い通貨ペアであればエントリーの方向性が正しければ速やかに含み益となり、短時間で大きな値幅を利食う事が出来ます。

【取引制限が掛かり難い】

流動性が低い通貨ペアですと、レートの配信の困難を理由に通貨ペアの取り扱い終了を宣告されてポジションを強制決済させられたり、レートの配信が一時停止されて注文を受け付けてくれないといったリスクが高いのです。事前に告知してくれる時もありますが、やむを得ない理由である日突然にレートの配信が停止される事もあります。ポジションを持っている時に停止されるとレートの配信が再開されて発注可能となった時に、停止直前に配信されていたレートからとんでもなく大きく乖離したレートからの再開となる事があり、本来損切りされる筈の逆指値や強制ロスカットの水準で決済されずに証拠金がゼロ所かマイナスになる事もあります。レートの配信が継続される場合でも、スプレッドが非常に不安定になって大きく広がった状態が長時間続く事があります。流動性が高い通貨ペア程上記のリスクは低い傾向にあります。

【スプレッドが狭くなり易い】

流動性が高い通貨ペアであると、FX業者はカバー先金融機関から沢山のレートの提示を受ける事が出来ます。逆に言えば流動性が低いと提示出来るレートの数が少なくなります。FX業者は複数のレートを組み合わせてそのFX業者で取引しているトレーダーにレートを配信しています。例えば、カバー先金融機関のA社から提示されたレートが【ASK:110.065 BIT:110.051】B社から提示されたレートが【ASK:110.053 BIT:110.040】の場合ですと、そのFX業者で取引しているトレーダーに【ASK:110.053 BIT:110.051】としてレートを配信する事が出来ます。提示されるレートが少ないと上記の様に複数のレートの中から狭いスプレッドの組み合わせを見つけて狭いスプレッドを維持する事が困難となり、FX業者としては原則固定スプレッドを広くせざるを得ません。

【約定力が高い(約定拒否や大きなスリッページが発生し難い)】

上記の【スプレッドが狭くなり易い】でご説明した様に、流動性が低いと提示出来るレートの数が少なくなります。すると直前に提示したレートと現在提示しているレートに乖離が生じ易くなります。つまり流動性が低い通貨ペアで取引すると、あなたが指定した注文レートを配信出来ずにずれたレートで約定したり、約定を受け付ける事が出来ないという事態が生じ易くなってしまうのです。流動性が高い通貨ペアを選び、狙い通りのレートで約定し易くしましょう。

【まとめ】

取引通貨ペアを流動性が高いメジャーな通貨ペアに限定すると以下のメリットがあります。

【有益な情報を早く正確に確保し易い】

【テクニカル分析が機能し易い】

【短時間で大きな利幅を利食いし易い】

【レートの配信が安定している】

【スプレッドが狭い】

【高い約定力を実現し易い】

お勧めの通貨ペアはドル円・ユーロ円・ポンド円・ユーロドル・ポンドドル。特にドル円とユーロドル

 

 

#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません