レジサポ転換を利用したエントリーと損切りのタイミングをお伝えします。
利食いのタイミングの見極め方は以下の記事をご覧ください。
FXの利食いのタイミングの見極め方 - テツリュウトレーディング
【レジサポ転換とは】
サポートラインだったラインがレジスタンスラインとなる。又はレジスタンスラインだったラインがサポートラインとなる事です。
以下の6つのパターンがあります。いずれの場合もレジスタンスラインやサポートラインを抜けて直ぐに注文を出さずに抜ける前のラインまで戻れない事を確認してから順張りする事を推奨します。
【上昇からの下落。買いポジションを持っていれば途転売りすべき】
「上昇トレンドが発生している」➡「サポートラインを下抜けして上昇トレンドの根拠が崩れる」➡「サポートラインの上に戻れるか様子見する」➡「戻れずにサポートラインの下で推移していれば売り目線で考える」
【上昇継続。強い上昇。短時間で大きな値幅を利食い出来るチャンス】
「上昇トレンドが発生している」➡「レジスタンスラインを上抜けして上昇トレンドの勢いが増す」➡「レジスタンスラインの下に戻れるか様子見する」➡「戻れずにレジスタンスラインの上で推移していれば買い目線継続」
【レンジからの上昇。方向性が明確となり上昇トレンドが長続きし易い】
「レンジ相場で横這いの推移」➡「レジスタンスラインを上抜けして上昇トレンド発生の兆しが出る」➡「レジスタンスラインの下に戻れるか様子見する」➡「戻れずにレジスタンスラインの上で推移していれば買い目線で考える」
【レンジからの下落。方向性が明確となり下降トレンドが長続きし易い】
「レンジ相場で横這いの推移」➡「サポートラインを下抜けして下降トレンド発生の兆しが出る」➡「サポートラインの上に戻れるか様子見する」➡「戻れずにサポートラインの下で推移していれば売り目線で考える」
【下落からの上昇。売りポジションを持っていれば途転買いすべき】
「下降トレンドが発生している」➡「レジスタンスラインを上抜けして下降トレンドの根拠が崩れる」➡「レジスタンスラインの下に戻れるか様子見する」➡「戻れずにレジスタンスラインの上で推移していれば買い目線で考える」
【下落継続。強い下落。短時間で大きな値幅を利食い出来るチャンス】
「下降トレンドが発生している」➡「サポートラインを下抜けして下降トレンドの勢いが増す」➡「サポートラインの上に戻れるか様子見する」➡「戻れずにサポートラインの下で推移していれば売り目線継続」
【エントリーと損切りのタイミング】
この項目での解説は「上昇トレンドから下降トレンドへ変わるレジサポ転換」を前提としたものとなっておりますが、その他のパターンの場合でも「レジサポ転換が確認出来たら順張りを行う」というやり方は同じであり、いずれのパターンでもこの項目でのエントリーと損切りのやり方を使用できます。
黒線はレートの推移、赤線はサポートライン、黄緑線はレジスタンスライン、赤〇で囲んだ所は売りのタイミングを表します。
「サポートライン下抜け後に一旦反発した安値を下抜けした時。」
「一旦反発した安値を下抜けした後、上昇しても一旦反発した時につけた高値に到達出来ずに再び一旦反発した安値を下抜けした時。」
「一旦反発した安値を下抜けした後、上昇しても下抜け前の安値に到達出来ずに下抜け後の安値を下抜けした時。」
「サポートライン下抜け後の高値のレジスタンスラインが右肩下がりになっている時にレジスタンスラインを上抜け出来ずに下落し始めた時。」
「サポートライン下抜け後に横這いの動きになった後、横這いの安値を下抜けした時。」
「サポートライン下抜け後に高値切り下げと安値切り上げの両方が発生している時に安値のサポートラインを下抜けした時。」
「サポートラインブレイク時の安値の2つ前の安値を下抜けした時。」
「サポートラインブレイク時の安値の1つ前の安値からトレンドチャネルの値幅の半分の値幅分下抜けした時。」
例えばサポートラインブレイク時の安値の1つ前の安値のレートが150.5でトレンドチャネルの値幅が20銭なら150.4を下抜けした時に損切りします。
「サポートラインブレイク時の安値からトレンドチャネルの値幅を超えて下落した時。」
例えばサポートラインブレイク時の安値のレートが150.5でトレンドチャネルの値幅が20銭なら150.3を下抜けした時に損切りします。
#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。