- 【特徴1 メジャー通貨ペアとしてはスプレッドが広め】
- 【特徴2 値動きが非常に荒い。クロス円の中では値幅が最も大きい】
- 【特徴3 一度方向性が決まると、長時間強烈に動き続ける事がある】
- 【特徴4 欧州時間とNY時間は大暴れ】
- 【まとめ】
【特徴1 メジャー通貨ペアとしてはスプレッドが広め】
スプレッドが広いと損益に占めるスプレッドの割合が大きくなりがちです。その為、値幅があまり無い時のトレードは避けましょう。
イギリスの経済指標前後になると活発にレートが動きますが、経済指標発表時や発表寸前になると、重要度の高い経済指標である場合程スプレッドが大きく広がりがちですので、発表後暫くしてスプレッドが落ちついたが値動きはまだ大きく方向性もはっきりしているという状況の時が狙い目です。
【特徴2 値動きが非常に荒い。クロス円の中では値幅が最も大きい】
値動きが荒いと、あっという間に逆指値まで到達してしまい易いので、勢いが増している傾向にある時は逆張りをしないように注意しましょう。スプレッドが広い通貨ペアは特に注意すべきです。
【特徴3 一度方向性が決まると、長時間強烈に動き続ける事がある】
明確にトレンドラインを引ける時は素直に順張りでついて行きましょう。流石にもう上がらないだろうと思っても止まらず突き抜けていく。騰がる騰がる騰がりまくる!ポンドはそういう動きになる事が珍しくありません。下がる時も然りです。逆張り難平損切りしないを繰り返すのは最悪です。絶望的に大きく含み損が膨れ上がります。順張りでエントリーし、損切りは素早くを励行しましょう。
ポンド円はレンジを突き抜けた時の勢いが強烈ですので、何度も反転しているポイントに水平線を引いて、ブレイクアウトした時を方向性が決まったと見なして順張りを仕掛けるのがお勧めです。
【特徴4 欧州時間とNY時間は大暴れ】
乱高下している時は手を出さず、方向性が決まってからエントリーしましょう。大きく利食える事もありますが、ギャンブルで勝ち続ける事が出来る程FXの世界は甘くありません。スプレッド・スリッページ・税金の三重苦の中で単純な2分の1に賭けるのは不合理です。
値幅の小さい通貨ペアなら比較的軽傷で済みますが、ポンドの暴れっぷりは凄まじいです。良く分からない時は手を出さない様にしましょう。待つ事もトレードの内です。
下の画像の黒〇で囲んだ所をご覧ください。上下両方に長いヒゲが出ています。短時間で激しくレートが動いた証拠です。
これを値幅の大きい通貨ペアでやられて含み損が増える方向へ動かれたら、あっという間に逆指値まで到達してしまいます。しかも長いヒゲが出ているという事は損切りされて程なくして損切りする必要の無い方向へ急速に動いたという事です。ドテンして強烈な往復ビンタを受けてしまった経験がある方もおられるでしょう。
【まとめ】
値幅が小さい時のトレードは避ける。逆張りせずに順張りでついて行く。トレンドが出るまでじっくり待ってからエントリーしましょう。
#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。