テツリュウトレーディング

FX・CFDで勝つ為に必要なものはここにあり!

ボリンジャーバンドの使い方講座その2 縮小からの拡散で順張り

【±3シグマの幅で値動きの大きさを把握】


ボリンジャーバンドの形状を見るとシグマが広がったり狭まったりしている事が見て取れます。広がっている時はレートの変動幅が大きくなっている事を意味し、狭まっている時はレートの変動幅が小さくなっている事を意味します。一番外側のシグマを見ると分かり易いですね。

f:id:tetsuryu:20210711140030p:plain

TradingView提供のチャート

 

【縮小した後の拡散はトレンドが出やすい】


バンドが縮小しているという事はレートの方向感が乏しくなっている事を意味し、この状況でエントリーしても利が乗りにくいです。

この状態からバンドが広がり始めたという事はそれまでの値動きよりも大きくレートが動き始めたという事であり、それまでエントリーを渋っていたトレーダー達がその方向へポジションを持ち始めたという事でもあります。

他のトレーダー達がポジションを取り始めた最中に自分も同じ方向にポジションを取れば流れに乗れます。動いた方向と逆方向にポジションを持っていたトレーダーの損切りを巻き込みどんどん動いて行くがあるので逆張りは避けましょう。

バンドが縮小から拡散する動きになったら順張り。反対のポジションは早めの損切りを。

f:id:tetsuryu:20210711135642p:plain

黒〇を上抜けした辺りでボリンジャーバンドの拡散を確認。黒色矢印の方向へトレンドが発生。買いエントリーをすれば大きな利益を獲得できます。

TradingView提供のチャート

 

【こんな時は様子見で】

以下の場合はエントリーを控える事をお勧めします。既にポジションを持っていて充分に利が乗っているのであれば一旦利食いをした方が良いでしょう。微益の場合や含み損であれば狭い所に逆指値を置いておきましょう。

① バンドが縮小し、値動きの方向性が不明瞭になった時。

②それまで続いていた動きと反対方向へ大きめのローソク足が出現し、その次のローソク足もそれまで続いていた動きと反対方向の時。

③移動平均線の向きが変わった時、横ばいになった時。

④上昇トレンドのサポートラインを下抜けした時。又は下降トレンドのレジスタンスラインを上抜けした時。

 下の画像の場合、バンドが拡散してそれまで上昇トレンドが続いていましたが、黒〇で囲んだ所からのエントリーは控えましょう。

買いエントリーは駄目でも売りエントリーなら利食えて良いのでは?とお考えかもしれませんが、黒〇の時点ではまだ移動平均線が上向きであり、売りから仕掛けるのは難しいと言えます。

f:id:tetsuryu:20210713212053p:plain

黒〇で囲んだ所でサポートラインを下抜けして陰線が連続で出現し、バンドが縮小し、もみ合い、移動平均線の傾きの角度が無くなりつつあります。

TradingView提供のチャート

 

 上の画像の赤〇のポイントで買いエントリーし、黒〇のポイントで買いポジションを利食い出来れば理想的です。もし売りポジションを持っていたら緑〇で囲んだ所で決済しておきましょう。

 

 

 

#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。