テツリュウトレーディング

FX・CFDで勝つ為に必要なものはここにあり!

スキャルピングの利食いと損切りの幅の考え方

 

 

【エントリータイミングはチャートを見て分析する】

FXは上がるから買う、又は下がるから売る。これが基本です。上がるか下がるかを見極めようとせずに売り買いするのは単純な2分の1に賭けるギャンブルとなります。スプレッド・スリッページ・税金の3重苦の中ではやればやる程トータルがマイナスになる確率が高まります。マイナスの金額もどんどん増えます。その為、必ずチャートを見て【トレンドの方向性・トレンドの勢い・ポジションの偏り】を分析した上でエントリーしましょう。私はロウソク足・ボリンジャーバンド・ストキャスティクスを表示したチャートを見てのテクニカル分析を用いてエントリータイミングを計る方法を推奨しています。詳しくは以下の記事をご覧下さい。

ボリンジャーバンド カテゴリーの記事一覧 - テツリュウトレーディング

ストキャスティクス カテゴリーの記事一覧 - テツリュウトレーディング

ポジションの偏りを把握しよう - テツリュウトレーディング

【利食いはトレンドの波の幅の範囲内で行う】

どんなに強いトレンドであっても一切反転する事無く一方向ばかりに動き続ける訳ではありません。トレンドは上げ下げの波を形成しながら推移していきます。直近高値と直近安値の幅がトレンドの波の幅です。

下の画像は水平線でトレンドの波の幅を示した画像です。直近安値に赤線、直近高値に黒線を引きました。このトレンドの波の幅からこのトレンドが継続するなら次の高値の目標はここだという所(赤線と黒線の幅と同じ幅)に黄色線を引きました。しかし黄色線まで届かず反転し始めました。反転し始めた黒〇で囲んだ所のローソク足の安値を抜けた瞬間で一旦利食いします。

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TradingView提供のチャート

その後、反転したポイントを基に新たに高値・安値の水平線を引きました。先程と同様のやり方で利食いを狙います。今度は黄色線まで届いたので黄色線に触れた瞬間に利食います。

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TradingView提供のチャート

この様に①【直近高値と直近安値に水平線を引き、トレンドの波の幅を把握】②【把握した幅と同じ幅になる様に水平線を引く】(上昇トレンドなら上に、下降トレンドなら下に引く)③【②で引いた水平線に到達するか到達する前に反転して、上昇トレンドなら直前のローソク足の安値を下抜けしたら利食い、下降トレンドなら直前のローソク足の高値を上抜けしたら利食い】という手順での利食いを目指しましょう。

無理に含み益を引っ張らず、上げ下げの波の中で利食える時は透かさず利食い、次の波を待ってから再度エントリーするのがスキャルピングで上手く利食うコツです

 

 

【損切りはチャートより資金管理の概念で行う】

損切りせざるを得ないという事は自分の予想が外れたという事です。チャートを見て「まだこの水平線を抜けていないから損切しなくても大丈夫」等の考えで損切りのポイントを決めるのはお勧め出来ません。予想が外れたという事は予想と異なる動きをしている訳ですから最早どうなるか分かりません。損切りを行う上で何より重要なのは損失の金額を小さく限定的にする事です。チャートで損切りのタイミングを計ろうとすると一回の損失の金額がぶれます。自分の一回の利食い金額と勝率から一回の損切りで失ってもトータルがマイナスにならない金額を計算してその金額以下で済む含み損の内に損切りすべきです

【利食いと損切りの幅の計算】

①まず自分の利食い幅を把握します。自分が【FX取引を行っている際に最も多い精神状態】の時の平均利食い幅を計算します。

②次に勝率を把握します。これも【自分がFX取引を行っている際に最も多い精神状態】の時の平均勝率を把握します。

③ ①と②から一回で失っても問題無い金額を計算します。

【例】

全て一回一万通貨でエントリー 一回の平均利食い幅2銭 勝率60%(6勝4敗)

 

この例ですと対円通貨ペアの場合は一回の利食い金額が200円です。6勝してますので

合計利食い金額は1200円となります。この1200円を4敗の合計金額で越えてしまうと負けです。つまり一回の平均損切幅は3銭以下とするべきです。

【自分が想定する決済の値幅を実際の値幅と一致させる】

あなたは時間を選ばず24時間FX取引をしてしまっていないでしょうか。とにかくよく動く時間帯で取引すれば良いとお考えではないでしょうか。

仮に前述の【利食いと損切の幅の計算】の【例】と同じ条件だとしましょう。トレンドの波の幅が10銭あるとしたら2銭での利食いでは、もっと利益を伸ばせる可能性が高い状況で早すぎる利食いをしてしまったという結果になり易いです。損切りに関しては客観的に見ればまだ損切りするには早すぎるというタイミングであっても、もう損切りしないと一回の利益の金額に対して一回の損切の金額が大き過ぎるという状態になります。下手すれば【損切り、損切り、また損切り】と言った感じになり、勝率が極端に下がります。

逆にトレンドの波の幅が1銭にすら満たないという小さ過ぎる状況では、値幅を度外視したチャートの位置的には良いタイミングでエントリー出来た様に見えても、想定している利益まで含み益が伸びずに反転してしまって上手く利食えないという状態になりがちです。「ならば利食いを2銭より早く行って、その分損切りも早くすれば良いのでは?」とお考えになるかもしれませんが、それだと損益に占めるスプレッドの割合が大き過ぎて2銭で利食いしていた時と同じ勝率なのにトータル損益が芳しくないという状態になり易いです。時間帯毎の値動きの幅や通貨ペア毎の値動きの特徴を検証して【時間帯によってメインで取引する通貨ペアを変える】又は【自分が得意とする通貨ペアで勝ち易い時間帯に限定して取引する】といった様にして自分が利食いの目安としている値幅と実際の値幅(特にトレンド形成時のトレンドの波の幅)を一致させる事が重要です

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お勧めのFX業者その2 JFX - テツリュウトレーディング

#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。